自然大好きさんからのメッセージ(posamunn’s diary)

環境活動をしています。とても大切なことなので学んだことを世界中の皆さまに発信していきたいと思います。

自然栽培をしよう

野菜の栽培方法は3っつあります。
①化学肥料、農薬、除草剤を使う一般栽培(慣行栽培)。

②牛、ブタ、鶏などの堆肥を主に使う動物性有機肥料、アシなどの植物、米ぬか、ナタネの油かすなどの植物性有機肥料を施す有機栽培(オーガニック)。国が認めた農薬は使ってもよい。

③肥料、農薬、除草剤を一切使わない自然栽培。化学肥料、有機肥料も一切使わない。

 

また、農業革命も3っつあります。

A化学肥料、農薬、除草剤が研究開発されたこと。

B遺伝子組み換え作物ができたこと。

C自然栽培、肥料や農薬を一切使わずに永続栽培が可能で、地球環境と食の安全が期待できること。


私が勧めるのは③の自然栽培です。


一般栽培のおかげで大量生産が可能となり、飽食の時代をむかえることができました。一方で、農薬や除草剤の使用で環境はどんどん破壊されていきました。


自然環境に良くないことは知っていましたが、決められた基準があるからさほど環境被害はない、と勝手に思っていました。

しかし、Bの遺伝子組み換え作物は命のもとの遺伝子を操作するために、根本的におかしいと思いました。

そこで、いろいろ調べてみました。

遺伝子組み換え作物は本来の野菜とは全く異なるものであり、自然の野菜と交配した場合に化け物のような野菜が育つこと(ベトナム戦争の枯れ葉散布剤で多くの奇形児が産まれました)。それが調和のとれた自然界のバランスを壊していること。

 

化学肥料は作物が吸収するのは1~1.5割で、2~3割は土が吸収し、残りの5.5~7割は気化して大気中に放出されて温暖化の原因になっていること。その温室効果二酸化炭素の310倍であり、温暖化の大きな原因であること。

 

2009年アメリカ海洋大気庁(NOAA)の発表でも、「地球温暖化の新たな原因は農薬や化学肥料、家畜の排せつ物などに含まれる亜硝酸窒素ガスであり、これらを使わない栽培方法研究開発することが急務である」と言われています。

 

家畜の排せつ物に含まれる〝硝酸態窒素〟は食べると体内で〝亜硝酸窒素〟となり、ブルーベビー症候群といった死に至るほどの危険物質であり、有機栽培で問題になっているものです。

一般栽培や、遺伝子組み換えと違って、オーガニックは地球に良い、と思っていましたがそれは間違いでした。


いま、求められているのは「自然栽培」です。

この「自然栽培」、なんと日本だけが行っているんです。

 

いや、自然栽培でず~~と生活しているところも映像でみたことがあるので、〝先進国では日本だけ〟でしょうか。

 

野菜といっても、もともと、自然に生えているものを食していたのだから、本来の姿にもどろう、ということです。

 

動物も植物も、すべてが調和した世界、自然のままのバランスのとれた世界。

土がかなり汚染されているため、時間はかかると思いますが、本来の地球の姿にもどりたい、もどしたい、と思いました。