自然大好きさんからのメッセージ(posamunn’s diary)

環境活動をしています。とても大切なことなので学んだことを世界中の皆さまに発信していきたいと思います。

原子力発電所が地球によくない理由

環境の話をしていると、原子力発電所がよくない、ということが話題になります。
そこで「じゃ、どうして原子力発電所がいけないのか」、と問うと明確な答えはあまり返ってきません。たいてい、事故が起きて怖いとか、危ない、とか。
その通りですが、その時に私はこう話します。

その昔、地球には大気がなく、宇宙からの“宇宙線”が直接地表に降り注いでいました。“宇宙線”はたくさんありますが、わかりやすいものでは“放射線”もその一つです。放射線、つまり放射能は有害なものであるため、地球には生き物がいませんでした。

しばらくして、地球の表面に水が現れ、そこに微生物が生まれました。宇宙からの放射能のため、微生物以外の生き物は生きられず、存在しませんでした。この微生物が呼吸をして酸素や窒素を出しました。何年もかかってこの酸素や窒素が地球の表面に広がり、地球を覆いました。つまり大気の層ができたのです。
大気の層の外側には“オゾン層”ができ、宇宙からの放射線をはね返し、地球に放射能が届かないようにしました。
大気によって有害な放射能から守られるようになって、やっと地球上に生き物が生まれました。

木も生えました。

山ができました。

花が咲き、鳥が飛ぶようになりました。

虫も生まれました。

うさぎ、くま、大きな動物も生まれました。
そして人間も生まれました。
大気に守られた安全な地球に生き物が繁栄しました。
大気はバリアを張って地球を守ってくれています。

みんなしあわせに暮らしていました。
ところが、この安全なバリア(大気)の中で人間が、全ての生き物に脅威である放射能発生装置、原子力発電所を作り出しました。
せっかく、宇宙からの放射線をシャットアウトして安心して住めるようになったのにです。

微生物が、長い年月をかけてようやく作り上げたこの素晴らしい環境を、台無しにしてしまうことを人間が始めたんです。大気と言うバリアの中に放射能が充満したらどうなるでしょうか。

地球上に、そもそも原子力発電所はあってはならないものなんだよ、と話します。
ここまで話すと「そうだったんですか~」と答えが返ってきます。

1日も早く、世界の原子力発電所が停止されることを切に祈ります。